訪朝団計画 †
朝鮮民主主義人民共和国(略称:朝鮮もしくはDPRKもしくは共和国)へ旅行することは一般の日本人でも可能であるが、諸々の理由から難易度が高い。
そこで、少しでもDPRK旅行の難易度を下げるために訪朝団の結成を検討中である。
朝鮮旅行の問題点 †
DPRKの観光旅行に上げる問題点をいくつか上げてみる。
- 費用が異様に高い
DPRKの観光旅行は、常に専用車と専用の運転手、および専用の案内員が2人以上同伴し、なおかつ主だった観光地では現地案内員が別途付く形となるため、旅行者1組に対して朝鮮国内で多数の人間が動く手間が発生する。
そのため、旅行者1組あたりの参加人数が少ないほどに、特に1人での訪朝の場合、手配に用いる旅行会社によっても差があるが、多額の費用を要する。
- 入国するまでが大変
上記の通り朝鮮国内では日本語ができる案内員が常に同伴するので、自由行動こそ出来ないが、言語面での問題や、犯罪に巻き込まれる心配、その他現地での交通手段等に関する問題とはほぼ無縁である。
しかし、問題は入国するまでの難易度が少々高いことである。
日本からDPRKへ行く場合直行便が無いため、ポピュラーな方法は中国を経由していく方法である。
しかし、中国での乗り継ぎやビザ受け取り等に関しては、旅行会社が細かいケアをしてくれなかったりするため、初心者でなおかつ一人での渡航となると、辿り着くまでに多大な苦労をすることが予想される。
- 日程を確保しにくい
直行便が無かったり、航空便の便数が少なかったりすることもあり、日程に制約を受けやすいとともに、ある程度DPRKを堪能するためには長い旅程の確保も必要であり、特に休みが取りづらい会社員にとっては大きな問題点の一つとなりうる。
訪朝団というソリューション †
そこで、上記のような問題をなるべく緩和する方法として考えられるのが、訪朝団を結成し、集団で渡航することである。
集団で渡航することに依るメリットは以下のとおりである。
- 1人あたり旅行費用の低減
上記の通り、DPRK旅行では旅行者の人数にかかわらず多数の人間が動くため、旅行者1組あたりの人数が多いと割高になりやすい。逆に言うと、旅行者1組あたりの人数を増やせば、その分だけかかる費用は低減される。
例として、以下のリンクにある大連の業者のサイトに記載された旅行費用を参照して欲しい。
http://www.dllocal.com/enjoy/468.html
富麗華国際旅行社のコースには具体的な値段が記載されているが、Aコースの場合は1人の場合が167,000円のところ10人以上では102,000円、Bコースでは1人の場合197,000円が10人以上117,000円と、人数を集めることで大幅に1人あたり単価が安くなることが分かる。
上記サイトの内容から判断すると、おそらく、10人以上集めることで、1~4人程度の小規模参加と比べて相当に費用を軽減できると思われる。
- 訪朝経験者によるサポート
費用の問題以外にも、初心者にとってはDPRKに辿り着くまでの技術的な難易度の問題があるが、そうした部分に関しては訪朝経験者が同行することでかなり問題を少なくできるとともに、初心者単独での訪朝にありがちな精神的抵抗感を低減できると考えられる。
集団訪朝に依るデメリット †
当然ながら訪朝団を結成しての集団訪朝にはデメリットもある。
- 見学可能な場所が時間的に限られる
旅行者一人一人が現地で見たいところは様々であると思われるが、団体行動になる以上、全員の希望を満たすことは難しく、ややもすればオーソドックスな見学地に絞らざるを得なくなる。
訪朝経験が豊富で、マニアックなところを見たい人の場合は、やはり少人数での訪朝がお勧めである。
- 現地案内員との交流が取りにくい
旅行者1組あたりの人数が増えることにより、参加者が案内員と交流する時間は少なくなってしまう。
現地案内員との濃密なコミュニケーションを楽しみたい人は、費用は高くなるが1人での訪朝が望ましい。
訪朝団結成計画 †
現時点では詳細は未定だが、2014年8月頃の訪朝を予定。
社会人の参加を考慮して日程は3泊4日~4泊5日程度で検討。
その他、安い大連の業者を活用することで、なるべく訪朝費用の低減に務めるようなプランニングに務める。
連絡先 †
2014年夏訪朝団に興味がある方は以下の連絡先までご連絡ください。
メール:admin@ir-saitama.com
Twitter:irsaitama
※上記アカウントまでメンションもしくはDMでご連絡ください。