別所新幹線


<概要>
 上田交通別所線(上田〜別所温泉11.6km)を長野新幹線(北陸新幹線)と直通運転ができるように改良し、ミニ新幹線車両によって東京〜別所温泉間を、直通列車で2時間弱で結ぼうと言う構想です。

 別所線は、改良工事によって全線を標準軌に改軌します。また、直通車両の構造が複雑になるのを防ぐため、現在直流1500V電化となっているのを、交流20000V/60Hzによる電化へと方式を変更します。
 また、改軌と同時に軌道改良も実施し、別所線区間での若干の運転速度向上を図ります。

 上田駅は、現在の長野新幹線長野方面ホームの南側に3番線を新設し、ここから、しなの鉄道の上を乗り越す別所線への分岐線を建設します。


 別所線からの新幹線直通列車は、在来の線路から分岐して、取り付け線を通って新幹線ホーム3番線に発着し、「あさま」号との分割併合をここで行います。
 別所線内の普通列車は、従来どおりしなの鉄道の南側にある、別所線の高架ホームに発着します。

 別所線内では、普通列車は2両編成のままですが、新幹線直通の特急列車は4〜5両編成程度になるので、特急停車駅では5両編成対応ホームに延伸します。

 しかし終点の別所温泉駅では、駅を出るとすぐに下り勾配になる構造のために、そのままではホームの延伸が難しいので、地下化して、現在の駅の下に1面2線の新ホームを建設します。


<列車>
 長野新幹線に直通し、東京〜上田〜別所温泉間を結ぶ特急「しおだ」号と、上田〜別所温泉・下之郷間の普通列車が運転されます。

 「しおだ」号は、50Hz/60Hz複周波数・急勾配区間走行対応化した、専用のE3系4両編成を使用し、東京〜別所温泉間を1日4〜6往復(不定期列車含む)します。
 単独では長野新幹線区間での輸送力が不足するため、東京〜上田間は長野行き「あさま」号と併結運転します。(編成表)
 停車駅は、上野、大宮、高崎、軽井沢、佐久平、上田、上田原、下之郷、塩田町です。

 普通列車は、701系5500番台を60Hz対応化した車両を使用し、2両編成でワンマン運転されます。概ね1時間に2本程度の運転です。


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